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鷹巣神社
【たかのすじんじゃ】


安中(あんなか)市板鼻にある神社。祭神は大物主命・火産霊命・速須佐之男命。古くは金刀毘羅宮(琴平宮)と称し,現在も通称はこんぴらさま。上州板鼻金毘羅大権現略縁起によると鷹巣山の修験者祐善法印が慶長9年に衆生済度のために金毘羅大権現を勧請し創建したという。当時板鼻は厩橋領であったので,領主酒井雅楽頭の帰依が篤くその祈願所となった。また中山道を往来した旅人の参拝も多かった。明治6年村社となり,同43年に八坂神社や神明宮などを合祀し,現社名に改称。7月31日の茅の輪くぐりの祭りには多くの参拝者がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7046044