高山神社
【たかやまじんじゃ】

太田市本町にある神社。旧県社。祭神は高山彦九郎。尊王倒幕運動の先駆者高山彦九郎の遺徳を慕い，明治６年に生誕地の細谷村（現太田市）に石祠を設け，地元有志は神社創立を政府に出願した。内務省より認可され，明治12年に宮内省より800円の建築費と宮家や有志の寄付金により，天神山中腹に社殿を創建した。翌13年県社に列格。昭和７年寄付金５万円の予算で現在地に移転し新社殿が落成した。社宝に彦九郎の書簡や光格天皇より拝領の天盃などがある。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7046056