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西丘神社
【にしおかじんじゃ】


邑楽(おうら)郡板倉町西岡にある神社。旧郷社。祭神は大穴牟遅神・豊城入彦命。社伝によると天慶7年に藤原秀郷が赤城神社の分霊を勧請し創建したと伝え,「上野国神名帳」(総社神社蔵/県史資料編6)に従五位子赤城明神とあるのはこの社であるといわれている。赤城様と通称し,この地を子赤の森,字名を赤城塚という。江戸期に館林城主の徳川綱吉が社殿を再建した。明治5年郷社に列格。明治40年に近郊にあった神社および境内末社を合祀して西丘神社と改称。古代太々神楽12座を伝承する。社宝に近くの西丘神社古墳出土の県重文仏獣鏡がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7046505