花輪
【はなわ】
旧国名:上野
渡良瀬川右岸に位置する。山陵によって囲まれた山間地で,その大部分は森林地帯。わずかな居住地域と耕地は,渡良瀬川右岸の標高288~323mの河岸およびその段丘上に集中している。地内の中野および三ケ郷地区には,縄文後・晩期の遺物の散布がみられるほか,中野地区の淵ノ上遺跡では,平安期の竪穴住居跡が発掘調査されている。
【花輪村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【花輪(近代)】 明治22年~現在の東村の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7046673 |