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富士嶽神社
【ふじたけじんじゃ】


館林市小桑原にある神社。旧郷社。祭神は木花佐久耶毘売命ほか10柱。創建年代は未詳であるが,館林城主は代々崇敬し,榊原康政が文禄元年に社殿を再建し,寛永9年には松平忠次が,明暦2年に松平乗寿,寛文7年に徳川綱吉が営繕をしている。その後は近郊の人々の信仰を集め,明治5年郷社に列格。毎年6月1日の例祭には,この1年間に生まれた子供の健康を祈願する初山祭りでにぎわい,子供の額に朱色の神印を押すので,俗にペタンコ祭りともいわれる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7046880