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本郷
【ほんごう】


旧国名:上野

神流(かんな)川左岸の低平地および河岸段丘に位置する。河岸段丘上からは縄文時代から古墳時代にかけての石器・土器などが出土し,北方には塚原古墳群がある。平安期の「和名抄」緑野(みとの)郡十一郷の1つ「土師(はにし)郷」が,当地付近に比定される。江戸期の古文書や碑文に本江村と記されることもあるが,郷の草書体が江に似ること,両者の音「ゴウ」が共通することによる当て字であると思われる。なお,江戸期の本郷村の字地道中郷については,戦国期には「道中子」と見える。永禄11年3月13日の武田家朱印状(高山満雄氏所蔵文書/県史資料編7)に「道中子白雲山分拾弐貫」とあり,高山彦兵衛尉が代官に任命されている。天正10年6月の滝川一益判物写(高山系図所収文書/同前)によれば,「十二貫文 道中子」などが高山重正に新給として与えられている。
本郷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
本郷(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7046974