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真壁
【まかべ】


旧国名:上野

赤城山南西麓,利根川上流左岸に位置する。地名の由来は真髪部と考えられる。この真髪部のもとは白髪部で,「続日本紀」延暦4年5月7日条によれば,光仁天皇の諱白壁王と白髪部の音が合致するとして避諱のために白髪部を真髪部と改めている(国史大系)。「日本書紀」によれば,白髪武広国押稚日本根子天皇,すなわち清寧天皇が,自分に子供がないために,各地に白髪部を置いたとされ,真髪部の居住地がもとで真壁となったとも考えられる。赤土を真土と呼ぶ例もあるから赤土の壁のあった所とも考えられる。地内には小古墳群が存在し,出土品にも蕨手刀など良品があった。城山は,土居なども認められる小砦である。
真壁郷(古代)】 平安期に見える郷名。
真壁(中世)】 戦国期に見える地名。
真壁村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
真壁(近代)】 明治22年~現在の北橘村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7047003