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大川戸
【おおかわど】


旧国名:武蔵

大河戸・大河土とも書く。県南東部,中川右岸の沖積地に位置する。地名は大川の津の意という(地名誌)。当地の香取八幡社は建久年間,熊野社も鎌倉期頃の創建と伝える。現在熊野社は香取八幡社に合祀されており,八幡神社所蔵文書中には,徳治2年3月15日付の弘円寄進状,嘉暦3年8月3日・建武元年2月13日付の某寄進状など熊野社の社領寄進状が現存。また曹洞宗光厳寺には県文化財の正安2年銘の帰依仏板碑が現存しているが,もとは古利根堤にあったもので,鎌倉期の禅僧一山一寧の書という。なお「吾妻鏡」治承5年2月18日条・承久3年6月18日条・安貞2年7月23日条などには当地出身の御家人と思われる大河土氏に関する記事が見える。地内には大河土氏の館跡があり,また伊奈忠次が建てたという大川戸陣屋御殿がある。
大川戸村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
大川戸(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7048062