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小被神社
【おぶすまじんじゃ】


大里郡寄居(よりい)町富田に鎮座。祭神,瓊々杵(ににぎ)尊・木花開耶姫(このはなさくやひめ)命・彦火火出見(ひこほほでみ)命。式内社男衾(おぶすま)郡三座(小社)のうちの1座と伝えられ,旧男衾郡の総鎮守である。安閑天皇の時,土地の豪族富田鹿が勧請したもので,もとは塚越(現在地より南西約800m)に鎮座していたが,寛文9年隣村の赤浜との境界争いの時,旧村界に奉遷して赤浜村の押領を防いだという。明治40年に大字富田地内にあった無格社10社を当社の境内に合祀した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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