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熊野社
【くまのしゃ】


入間(いるま)郡越生(おごせ)町黒山に鎮座。現熊野神社。祭神,櫛御気野(くしみけぬ)命・伊邪那岐命・伊邪那美命・素盞嗚(すさのお)命ほか5柱。寛平の頃,平時良入道栄円が山本坊を開山,熊野権現を中心に三滝を修験者道場として,三滝地内に不動堂・垢(赤)堂ならびに長命寺を建立,赤堂には新熊野那智大権現を,長命寺に蔵王権現を祀ったと伝えている。慶安2年徳川家光より社領3石の寄進を受けた。明治5年熊野神社と改称し村社の指定を受け,同40年,八雲社・愛宕社・榛名神社・神明社を合祀。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7049118