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金比羅橋
【こんぴらばし】


県北西部の神流(かんな)川に架かる橋。下久保(しもくぼ)ダム築造に伴い,ダム上流約4kmの神流湖の中ほどに設けられた鉄筋釣橋で,工費1億3,000万円を投じて昭和44年12月に完成。長さ175m・幅4.5m。右岸の児玉郡神泉(かみいずみ)村矢納と左岸の群馬県多野(たの)郡鬼石(おにし)町坂原を結ぶ。橋の名は,神泉村側にある近くの金比羅山に由来する。上流部は,金比羅渓谷の名で知られるが,神流湖の誕生により,かつての面影が失われている。橋から湖を眼下に望む神流山へのハイキングコースも整備されて,周辺一帯は県立上武(じようぶ)自然公園の行楽地として親しまれている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7049401