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大門
【だいもん】


旧国名:武蔵

県南東部,綾瀬(あやせ)川右岸の台地上に位置する。地内には縄文中期・弥生後期の東裏遺跡,縄文早期~後期の鶴巻遺跡,縄文中・後期の椚谷遺跡,縄文晩期の南方遺跡,平安末期の間宮遺跡,中世の大門十三塚がある。当地は江戸期には日光御成街道の宿駅として栄え,元禄7年建立の本陣表門(県史跡),江戸後期建立の脇本陣表門(市文化財)が現存する。また本陣会田家には,7,000点にも及ぶ近世文書が現存し,宿駅に関するものも多い。
大門(中世)】 室町期に見える地名。
大門町(近世)】 江戸期~明治22年の町名。
大門村(近代)】 明治22年~昭和31年の北足立郡の自治体名。
大門(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7050195