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八幡神社
【はちまんじんじゃ】


深谷(ふかや)市上野台に鎮座。祭神,品陀和気(ほんだわけ)命。天文19年榛沢(はんざわ)郡上鋪免(じようしきめん)の城主岡谷清英が石清水八幡宮を崇敬していたので,応神天皇の束帯塗金銅像をご神体として,当地旧萱場村に勧請したのに始まると伝えられる。天正18年小田原北条氏滅亡とともに関八州の城はことごとく落ち,この上鋪免城も没落してしまい,神社も退廃してしまった。寛永年間以後,旗本大久保氏の領地となり,正徳年間に至って,土地の有志が現在地に奉遷した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7051212