角川日本地名大辞典 関東地方 埼玉県 34 藤木戸【ふじきど】 旧国名:武蔵 県北西端,利根(とね)川中流の支流神流(かんな)川右岸の洪積台地に位置する。地名の由来は,地内にあった観音堂に藤の古木があったためという(児玉郡誌)。地内には平安期の集落跡があり,真福寺は大永年中の創建で天正10年焼失と伝え,寺内に天文15年銘の五輪塔がある。【藤木戸村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【藤木戸(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7051615