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四津山神社
【よつやまじんじゃ】


比企(ひき)郡小川町高見に鎮座。祭神,軻遇突智(かぐつち)命ほか16柱。昔は同所明王寺境内にあったもので,宝暦9年山越に遷座した。明治40年に同字の辺取(へとり)神社・阿夫利神社・疱瘡神社・尺司社・六所社・浅間神社・天津神社・八雲神社・熊野神社,宇能増(うのます)の八幡神社,菅原神社の11社を本社(愛宕神社)に合祀し,四津山神社と改称した。当時は辺取神社が有力だった。境内は小高い山で四津山とよばれ,治承4年にすでに四津山城が築かれていたことが知られ,石井九郎左衛門政綱の居城だったという。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7052541