ローマ字
【ローマじ】
【1】表音文字の一種。ラテン語の文字に由来し、現在、主として欧米語で使われている文字。英語は二十六文字あるが、言語によって字数・字体は多少異なる。大文字・小文字の二系列は九世紀ごろから。【2】「ローマ字綴(つづ)り」の略。ローマ字を使って、表音的に日本語を表記すること。また、表記したもの。十六世紀末に、キリシタン教義の一部がローマ字で印刷されたのがはじまり。つづり方に、標準式(=ヘボン式)・日本式・訓令式がある。
 | ベネッセコーポレーション 「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」 JLogosID : 705452300 |