2033年問題
【にせんさんじゅうさんねんもんだい】
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現在日本でいわれる旧暦は、1844年(江戸時代)にできた天保暦で、日本独自の暦。
1873年に明治政府が旧暦を廃止し、現在は旧暦を決定する公的機関はないが、カレンダーによく記載されている日本人にとって身近な縁起物の日の吉凶を示す「大安」「友引」などの六曜は旧暦の日付の確定から算出されている。
その旧暦が2033年夏から34年春にかけて秋分(旧暦8月)が新月のため、本来は旧暦11月の冬至が10月になってしまうなど、通常と違う事態が5カ月分も起きる。旧暦の月が決まらないと、旧暦の1月1日を先勝とする「六曜」も定まらず、2年分のカレンダーができない「問題」が起きる。国立天文台が「旧暦2033年問題について」と題して「天保暦導入後初めて起こる事態」が発生すると解説したこともあり、注目されるようになった。
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![]() | Ea,Inc. 「修活辞典(終活から修活へ)」 JLogosID : 705459309 |