清水公園
【しみずこうえん】

衆楽園・聚楽園ともいう。野田市清水にある公園。面積20万m(^2)。明治27年醤油醸造家茂木柏衛翁が公園内の北東部にある真言宗金乗院から181.5m(^2)を借地料前納で50年借りたのが始まりで，現在でもキッコーマンの関連会社が管理している。公園一帯はかつては大部分が湿地帯で食虫植物も生育していたが，現在は湿地の一部が座生(ざおう)沼として残っているにすぎない。当公園はサクラ・ツツジの名所として知られ，サクラ・ツツジ各5,000本があるほか，ショウブ園，フジ棚，モモ，ウメ，カエデも多い。施設には児童遊園地・運動広場・キャンプ場・釣堀があり，昭和51年にフィールドアスレチックコースが開設された。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7054936