角川日本地名大辞典 関東地方 千葉県 37 稲荷山【とうかやま】 旧国名:下総 大須賀川支流天昌寺川に臨む丘陵地縁辺に位置する。古くは久井崎に属する(香取郡誌)。地名は鎮守稲荷社(現宇迦神社)の鎮座による。同社は中世久井崎城内に勧請されたもので,多古町東松崎および佐原市佐原字岩ケ崎の稲荷神社とともに,香取郡三崎稲荷と称されたという(郷土史話)。【稲荷山村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【稲荷山(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7055790