東金野井
【ひがしかなのい】
旧国名:下総
江戸川中流左岸の下総台地に位置する。地名は金の江の転訛で,鉄分の多い赤みをおびた水のある低地によるという(野田の地名)。字堀ノ内に鎌倉初期,当地方一帯(金野井郷)を支配していたと伝える地侍野本将監の居城金野井城址があり,空濠が残る。清泰寺墓地から明応4年銘の武蔵板碑を出土。
【東金野井村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【東金野井(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7056641 |