文違
【ひじかい】
旧国名:下総
高崎川上流の支谷西側の台地上に位置する。地名は,天正11年小間子吉田の原の戦に敗れた椎崎城主椎崎三郎が再起を計るべく先発隊を飯櫃(いびつ)村に派遣したが,その先発隊が間違えて飯積村に向かい,当地で誤りに気づき,道を踏みちがえたという意味で「ふみちがえ」と称し,その後転訛して「ひじかい」になったという(八街町史)。
【文違村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【文違(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7056711 |