御子神村
【みこがみむら】
旧国名:安房
(近世)江戸期~明治10年の村名。安房国丸郡,のち朝夷(あさい)郡のうち。丸山川上流右岸に位置する。はじめ里見氏領,元和元年幕府領,のち「正保高帳」では東条藩領,「房陽郡郷考」「旧高旧領」ではともに館山藩領。村高は,慶長15年「里見家分限帳」「元禄郷帳」「天保郷帳」ともに78石余,「旧高旧領」87石余。「正保高帳」では村高78石余のうち,田41石余・畑37石余。天保年間頃の家数19(石井家文書/県史料安房)。明治6年千葉県に所属。明治10年宮下村の一部となる。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7057235 |