100辞書・辞典一括検索

JLogos

43

大宮前
【おおみやまえ】


旧国名:武蔵

五日市街道の両側・善福寺川と神田上水の間の地。はじめ大宮前新田と呼ばれ,豊島郡関村(練馬区)の井口八郎右衛門が万治~寛文年間に開発。そのため正保改定図には見えず,元禄改定図より大宮前新田として見える。鎮守は春日社。日蓮宗の井口山慈宏寺の開山の慈宏日賢は,寛文13年4月23日没。地名は大宮八幡社に由来する。
大宮前新田(近世)】 江戸期~明治22年の新田村名。
大宮前新田(近代)】 明治22年~大正15年の高井戸村の大字名。
大宮前(近代)】 大正15年~昭和7年の豊多摩郡高井戸町の大字名。
大宮前(近代)】 昭和7~44年の杉並区の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7059197