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太鼓橋
【たいこばし】


目黒川に架かる橋。目黒区下目黒1~2丁目を結ぶ。別称石橋。江戸最初の唐式石拱橋。「再校砂子」に「石橋 行人坂の下にあり。享保の末木食某願主にてかけたり」とあり,「新編武蔵」には「一円相唐橋 行人坂下にあり。目黒川に架す。長八間三尺・幅二間,石梁なり。水涯より石をかさねあげて造る。その形円なるゆえ此名あり。又太鼓の状(さま)にも似たれば太鼓橋とも云う。延享年中廻国の僧九州にてこの形の橋を見たりとてその制作にならい作りしが,欄干いまだ成就せざりしを後人継いで造作し,宝暦十四年より明和六年に至りて遂に落成す。そのことにあずかりし人々の交名を碑に彫りて橋下にたつ」とある。現在の橋は昭和6年竣工の長さ26.2m・幅5.3mの鋼橋。安藤広重の錦絵「江戸名所百景」に「目黒太鼓橋夕日の岡」がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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