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徳丸本
【とくまるほん】


旧国名:武蔵

新河岸(しんがし)川に流れ込む前谷津(まえやつ)川の両岸に位置する。中世の赤塚6か村のうち新義真言宗の紅梅山来迎院安楽寺は,応永3年開山尊永の起立と伝え,聖観世音坐像は板橋区内最古のもの。また境内から永仁5年・元亨4年・貞治5年・至徳2年などの紀年のある板碑が出土し,現存する。江戸期には,徳丸脇・徳丸四ツ葉とともに,「徳丸三分」と呼ばれていた。
徳丸本村(近世)】 延宝2年~明治22年の村名。
徳丸本(近代)】 明治22年~昭和7年の赤塚村の大字名。
徳丸本町(近代)】 昭和7~47年の板橋区の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7062679