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土支田
【どしだ】


旧国名:武蔵

土志田とも書く(役帳)。石神井(しやくじい)川の北方,富士街道の北沿い,白子(しらこ)川の南岸に位置する。中央を田柄(たがら)川が東流。地名の由来は土器を生産する人々が集団で住んでいたという説(練馬区地名集)や,濁音で始まる地名は古代にはないから,おそらく鎌倉期以降の命名であろうとして「ドキ」は「トキ」で仏田や神田の斎田(ときた)とする説(武蔵野の地名)などがある。東西32町余に及ぶ細長い大村であったので,上組・下組に分かれていた。上組にある日蓮宗信光山妙延寺の草創は,永禄11年と伝え(妙延寺史),開山は日宣(慶長3年7月11日没),開基は豈性院日安(寛永15年2月没)で,俗名を加藤作右衛門といい,名主弥四郎の先祖という。また下組の同宗法光山本覚寺の開山は日円(元和3年10月没),開基は法光院常蓮(慶長元年8月11日没)で俗名を小島兵庫といった。また同宗長久山妙安寺の開山は日雄(元和元年9月没),開基は板倉勝重(寛永元年4月29日没)と伝えている(新編武蔵)。
土志田(中世)】 戦国期に見える地名。
土支田村(近世)】 江戸期の村名。
土支田町(近代)】 昭和7~50年の町名。
土支田(近代)】 昭和50年~現在の練馬区の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7062689