花川戸
【はなかわど】
旧国名:武蔵
隅田(すみだ)川西岸に位置し,地名の由来は「桜並木のある川端通」の意とも,端川津(はなかわづ)の転訛ともいう(画報)。歌舞伎十八番「助六」ゆかりの地名として今も親しまれているが,黒羽二重に杏葉牡丹の五ツ絞,紺の蛇の目に紫縮緬の鉢巻という粋な伊達姿は,正徳3年の初演,2世市川団十郎の当たり芸であった。
【花川戸町(近世)】 江戸期~明治初年の町名。
【花川戸町(近代)】 明治初年~昭和9年の町名。
【花川戸(近代)】 昭和9年~現在の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7063454 |