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一木
【ひとつぎ】


旧国名:武蔵

一ツ木とも書く(田園簿)。麹町(こうじまち)台地の南,赤坂溜池(ためいけ)の周辺に位置する。地名の由来は,昔,奥州街道に沿った地で,人馬の人継をなし人継村といったが,氷川神社に1本のイチョウの木があり,一木村となったという(新編武蔵)。「砂子」に矢盛庄七郷の1つであったという。
一木(中世)】 戦国期に見える地名。
一木村(近世)】 江戸初期の村名。
一ツ木町(近世)】 江戸期~昭和41年の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7063720