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保安寺門前
【ほあんじもんぜん】


旧国名:武蔵

(近世)江戸期~明治2年の町名。下高輪(しもたかなわ)を冠称。曹洞宗泰龍山保安寺は慶長12年西久保に開創,明暦3年当地へ替地。正徳3年6月,細川越中守の地所の表通りを保安寺が預り,保安寺の地所をも加えて表囲いにし,門前町屋が許された。延享2年町奉行支配となった。細川家屋敷の前なので細川前とか,崖(がけ)と俗称したところもあった。文政11年の総家数7軒,うち家主1・店借6(町方書上)。明治2年高輪台町に合併した。現行の高輪2丁目2番24~27号のあたり。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7064139