宮城
【みやぎ】

旧国名:武蔵

荒川沿い北東方に位置する。宮木とも書く（元禄郷帳）。地名の由来は宮城氏の所領であったことにちなむか（新編武蔵）というが疑わしい。戦国期，宮城氏は宮城中務政業で岩槻(いわつき)（埼玉県）の太田三楽に仕え，天正17年６月23日没といい，「豊島系図」によると豊島二郎吉国の子と記されるという（新編武蔵）。
【宮城(中世)】　戦国期に見える地名。
【宮城村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【宮城(近代)】　明治22年～昭和７年の江北村の大字名。
【宮城町(近代)】　昭和36年～現在の足立区の町名。
【宮城(近代)】　昭和41年～現在の足立区の町名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7064734