相模湖公園
【さがみここうえん】

津久井郡相模湖町与瀬にある県立の都市公園。種別は地区公園。都市公園指定は昭和33年11月25日。計画決定面積2.67ha，開設面積2.9ha。当園はもともと，昭和13年からはじめられた相模川河水統制事業の際労務者宿舎敷地であったところ。当初は湖畔公園で，昭和24～26年にかけて逐次整備され，同31年に約2mの地盤かさ上げが行われ，平面計画の変更があったが，同39年に東京オリンピックで相模湖がカヌー競技場となり，これに必要な漕艇本部と艇庫が整備された。当園は，県北の観光地の中心として重要な位置を占め，相模湖を囲む丘陵地と山並みの変化に富んだ景観に優れており，四方には石老山・丹沢山地・陣馬山などが遠望される。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7067042