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丹沢大山自然公園
【たんざわおおやましぜんこうえん】


秦野(はだの)市・厚木市・伊勢原市,足柄上郡山北(やまきた)町・松田町,津久井郡津久井町,愛甲(あいこう)郡清川村の3市3町1村にまたがる県立の自然公園で,国定公園の周辺部をいう。公園指定は昭和35年5月2日,指定面積1万2,381ha。本来,丹沢山地全域(3万5,726ha)を含んでいたが,昭和40年に中核部が国定公園に昇格したため,当公園は周辺部のみとなった。大別して3地区からなり,西丹沢地区は,山梨県境に連なり,原生林と渓流が自然景観を形成する。神縄(かんなわ)付近には昭和53年に三保ダムが完成,丹沢湖が出現した。また,この地区の水ノ木の大棚は名滝の1つとして知られる。他に弘法山を中心とする地区,仏果山・経ケ岳を中心とする地区は,それぞれハイキング客でにぎわう。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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