平間の渡し
【ひらまのわたし】
川崎市中原区上平間(旧武蔵国橘樹(たちばな)郡上平間村)と東京都大田区下丸子(しもまるこ)2丁目を結んでいた多摩川の渡し。古く鎌倉から奥州へ向かう道筋の1つが多摩川を渡る地点にあった。鎌倉幕府は建長8年6月,奥の大道(奥州街道)の夜討ち,強盗の出没に対し,街道途中の地頭に警備を命じており,その中に平間郷地頭も含まれている。「新編武蔵」には,10月~3月には仮橋で往来するとあり,川幅平水時30間,その辺りを萩原瀬といったという。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7068762 |