向ケ崎
【むこうがさき】

旧国名:相模

三浦半島南端，三崎台地西部に位置する。地名は，当地が北条湾を挟んで三崎の対岸出崎にあたることにちなむという（新編相模）。向ケ崎洞窟遺跡がある。また昭和32年城ケ島大橋工事中に大椿寺裏山から６世紀頃のものと思われる円墳が発見され，人物・馬・冑などの埴輪が出土した。
【向ケ崎村(近世)】　江戸期～明治８年の村名。
【向ケ崎町(近代)】　昭和39年～現在の三浦市の町名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7069346