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新屋
【あらや】


旧国名:越後

阿賀野川水系滝谷川中流域左岸。地内「館ノ内」に東西約100m,南北約75mほどの館址がある。その西方の「壇平」は,新田義貞の三男義宗が戦死したところと伝える。その北東方向の勝泉寺には,字池田坊から出土した鎌倉末期の線刻五輪塔が数基ある。また池田坊の後方小丘陵の字塚ノ越に階段状になった墳墓の跡があり,中世の供養塔婆の残欠が散乱している(村松町史)。
新屋村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
新屋(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7070050