姥ケ山
【うばがやま】
旧国名:越後
鳥屋野(とやの)潟南部の低い砂丘上。親鸞にまつわる地名伝承がある。親鸞が鳥屋野で布教しているとき,毎日熱心に通う老婆がいた。上人が老婆に居所を聞いたところ,老婆は向こうの森を指して「あそこでございます」と答えた。上人は「あれが姥ケ山か」といったので,以後姥ケ山と呼ぶようになったという。
【姥ケ山新田(近世)】 江戸期~明治22年の新田名。
【姥ケ山(近代)】 明治22年~現在の大字名。
【姥ケ山(近代)】 昭和60年~現在の新潟市の町名。
![](http://jlogos.com/images/hyoshi/ktim.jpg) | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7070756 |