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岡山
【おかやま】


旧国名:越後

阿賀野川左岸,石山からの砂丘の最東端に位置する。地名の由来については,当地最南端の観音堂と呼ばれる船着き場で備前岡山の船頭某が難破した時,船頭が船首で「われ備前の岡山から縁ありてこの地に来たり難破,ここに生涯を終わらんとす。願わくば船首の本尊正観音菩薩を丘上に祭りて海上安全の守護となし,船人の幸を得さしめたまえ」と祈願しこの世を去ったため,里人はこの地を岡山と呼び,堂を建てて観音を祀り海上安全の守護としたという(大形史)。
岡山村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
岡山(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7071347