弘願寺
【ぐがんじ】
村上市八日市にある寺。浄土宗,山号は安養山欣性院,本尊は阿弥陀如来。貞和元年に相蓮社岌頓が開いた。11世但蓮社岌慶は永禄4年の川中島の戦で,上杉謙信から「此忠功政虎一世中不可忘失候」という感状を受けた平林城主色部勝長の弟。寺宝に古い地蔵菩薩木像,絹本の釈迦出山にかたどった地蔵菩薩の図があり,同じ岩船の地名につながる千葉県大原町岩船および栃木県岩舟町の地蔵尊とともに岩船3地蔵尊として知られる。境内には村上の俳諧の宗匠と知られた大場黄裳の墓がある。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7072643 |