国道
【こくどう】

国道7号 新潟市本町を起点とし青森県青森市に至る一般国道。総延長482.6km。県内延長111.3km。東北地方の日本海側の主要都市を結ぶ主要幹線道路。昭和27年一般国道に昇格。明治6年の新潟県内道路区分の第1等道路線・北陸道線。新潟から羽後街道に相当する。新潟市から旧新発田(しばた)街道沿いに新発田市に出て,新潟バイパスで加治川を渡り,北蒲原郡中条町―岩船郡荒川町―村上市と北上し,同郡山北(さんぽく)町の府屋に出,鼠ケ関を越えて山形県に入る。昭和42年難路の同郡朝日村の蒲萄峠付近を蒲萄トンネル・朝日トンネル・大毎トンネルによって貫通したことで,日本海沿岸の地域開発や観光開発への役割は大きい。また,新潟~新発田間の交通渋滞の解消と,新潟東港および周辺の臨海工業地帯の開発基盤として新新バイパス(延長17.1km)を計画。昭和48年度着手,同57年12月競馬場~東港インターチェンジ間を暫定供用。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7072994 |