蔵王
【ざおう】

旧国名:越後
烏川支流蔵王川流域。地名の由来は,東南山中に鎮座の蔵王大権現にちなむといわれる。同権現は中世に三浦和田黒川氏の崇敬をうけ,元徳3年8月日銘の鉄製柴灯鉢をはじめ,永禄5年9月9日付の黒川氏実の再興由緒の棟札,元和7年村上城主堀氏の堂宇改築の棟札など現存する(金峰神社資料)。同権現の山下には前立堂・行者松の遺跡があり,付近には経塚・宮田・飯塚・金剛山などの地名もある。なお,永禄12年かと推定される8月13日の新発田忠敦書状案によると,忠敦は蔵王堂の別当より切書を預っている(山形大中条文書)。
【蔵王村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【蔵王(近代)】 明治22年~現在の黒川村の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7073319 |





