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高崎新田
【たかさきしんでん】


旧国名:越後

関川右岸の砂丘上。地名の由来は,関川と保倉川(延宝3年まで直接日本海に流れ出ていた)の間にあって,砂丘の高所が岬になっていたことによると思われる。堀氏が福島城を築き,慶長12年春日山城から移ってきた。福島城古城址図(若山家蔵)に高崎屋敷の名があり,高崎の地名の初見である。堀氏が改易され,松平忠輝は慶長19年に高田城へ移ったので,高崎は再び砂丘の原野となった。
高崎新田(近世)】 江戸期~明治22年の新田名。
高崎新田(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7074959