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【まき】


旧国名:越後

古くは槙・真木とも書いた。日本海に面し,西川・矢川・大通川・飛落川が流れる。鎧潟は大潟・田潟とともに三潟と呼ばれた潟湖の1つ。江戸期,文政元年悪水排除のため内野金蔵坂(新潟市)を掘り切り日本海に流す新川開削・三潟水抜工事が着工。長岡藩・村上藩2藩で工費を分担,文政3年竣工。水路の延長2,494間,水腐地238町歩が田地となった。同7年の検地で新田10・村受新田7が成立。同10年三潟の新田は上知となる。「天保郷帳」には鎧潟・田潟・大潟の沼高367石余と見える。
真木(中世)】 戦国期に見える地名。
巻村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
巻村(近代)】 明治22~24年の西蒲原郡の自治体名。
巻町(近代)】 明治24年~現在の西蒲原郡の自治体名。
巻(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7077987