朝日
【あさひ】

旧国名:越中
湊(みなと)川下流西岸にあり,朝日山とその山麓平地を包摂する一帯。地名の由来は朝日山にちなむ。朝日山とは海上からの朝日を真向かいに受ける山の意と考えられる。山麓の上日寺はアサヒ寺の意である。朝日山南麓の字潟山には朝日貝塚がある。また朝日長山古墳がある。朝日山の山上と山麓に真言宗の古刹朝日山上日寺と小橋山千手寺がある。台地状丘陵の朝日山は東・南・北の三方を断崖と急坂で囲まれ,東方山麓には氷見(ひみ)湊もあり,軍事・交通・経済の要地であった。南北朝期および戦国期に見える氷見城は当地に築城されたものと思われる。昭和51年5月,朝日貝塚東北方の四辻の水道工事現場から,須恵器の壺に入った唐銭・宋銭・明銭を中心とする6,480枚に及ぶ中国古銭が発掘された。
【朝日村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【朝日(近代)】 明治22年~昭和43年の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7079569 |





