新屋敷
【あらやしき】

旧国名:越中

庄(しよう)川扇状地の中央部に位置する。地名の由来は貞享元年の十村金屋本江(かなやほんごう)村金右衛門の書上に，深江村から出て新屋敷を立てたことにちなむとある（前田文庫）。寛文10年の村御印に金屋新屋敷村とあるのは，礪波(となみ)郡に同名村が３か村もあったので，当地を支配した十村役の金屋を冠して区別したものである。
【新屋敷村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【新屋敷(近代)】　明治22年～昭和50年の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7079693