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一歩二歩
【いちぶにぶ】


旧国名:越中

荒又川(山王川)流域の平地に位置する。天正13年の大地震のとき大洪水があり,減水の際に神社付近から一歩(1坪)二歩(2坪)と田が現れたので地名がついたとする説,宗良親王の越中御巡幸の時,当地のある砦に入る一歩,二歩手前で亡くなられたことからついたとする説,神社造営の時,一歩の宮には1歩(1坪)ずつ,二歩の宮には2歩(2坪)ずつ土地を人々が出し合ったことによる説がある(福岡町史)。
一歩二歩村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
一歩二歩(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7079901