角川日本地名大辞典 中部地方 富山県 31 岩屋【いわや】 旧国名:越中 久婦須(くぶす)川中流に位置する。地名の由来は当地の南部,久婦須川の川辺に岩穴があったことによる(八尾町史)。天正11年8月20日付の「佐々与左衛門知行宛行状」(土佐国蠧簡集残編/大日料11-4)に「百九拾弐俵之所 婦負郡黒瀬内 岩屋村」とある。黒瀬内とは久婦須川流域の黒瀬谷と呼ばれた地域。【岩屋村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【岩屋(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7080048