片口
【かたぐち】

旧国名:越中
放生津(ほうじようづ)潟の口から東西辺に排水路に点綴して川端に散在した集落。潟口とも称した(専念寺過去帳)。地名の由来は放生津潟口による(新湊市史)。放生津潟の南東,旧下条(げじよう)川筋に沿って発達した水郷強湿田地帯。東部に鍛冶(かじ)川,西部に下条(げじよう)川・勘兵衛川が放生津潟に注ぐ。交通は南北に縦貫する県道があり,国鉄北陸本線小杉駅へ約5kmの行程。
【片口村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【片口村(近代)】 明治22年~昭和28年の村名。
【片口(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7080695 |





