金屋本江
【かなやほんごう】
旧国名:越中
地名の由来は,往古,八千彦(やちひこ)という鋳物師がこの地に住み,銅・鉄などの金物を鋳るを業とし,子孫相継いで中世の頃まで栄えたので,この名がつけられたという。本江は本郷のことで,礪波(となみ)地方の金屋たちの元締めが住んでいた「もとむら」であったことを意味する(小矢部市史)。
【金屋本江村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【金屋本江(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7080729 |