刈込池
【かりこみいけ】
上新川(かみにいかわ)郡大山(おおやま)町の湯川谷(ゆがわだに)(常願(じようがんじ)川の上流)左岸にある池。立山火山の浸食カルデラ内の河口湖で,立山温泉からザラ峠に至る途次にある。標高1,575m。周囲360mのタマゴ形。現在は左岸にあるが,かつては右岸にあった(古刈込といい,いまは湿原)。悪竜・悪蛇を法力で封じ込めたと伝え,狩籠池・狩込池・駆籠池・苅込池とも表記する。4種の動物性プランクトンが生息するが,そのうちのヤマヒゲナガケンミジンコは,立山の他の湖沼には見られない。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7080930 |