小泉
【こいずみ】
旧国名:越中
常願寺(じようがんじ)川西岸の平坦部に位置する。地名の由来は,低地が多く清水の湧き出る泉や沼が多くあったためつけられたと思われる(堀川教育百年のあゆみ)。近年,役所や学校建設のための基礎工事の際湧き水やガマの葉,安政5年の大地震の時の立山の大鳶(おおとんび)崩れの時流れ出た鳶砂が掘り出されるなど,地名の由来を裏づけている。
【小泉村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【小泉(近代)】 明治22年~昭和17年の大字名。
【小泉町(近代)】 明治24年~現在の富山市の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7081303 |